お堂の中は土足禁止ですが、車椅子での移動は可能です。お堂の中は車椅子用のスロープやエレベーターがあります。しかし、境内中には階段が多数あり、階段昇降が必要な場所も多いです。お堂の中の車椅子ルートは、多少階段は上れるが長距離を歩いたり多くの階段を上るのは大変という方が使用するものであり、常に車椅子が必要な方は難しいです。
入口です。さっそくもみじ。さっそく人・ヒト・ひと・・・
紅葉はいまが見頃!
赤・オレンジ・黄色・黄緑・・・ たくさんの色が混ざります。
さすが、三連休の初日。もみじを見に来たのか、人を見に来たのか・・・
左側の行列は拝観料を支払う列です。
こんなに人が多いですが、拝観料が1000円とおつりが出ない金額なので、意外と早く買えました。
拝観料を支払うと、さっそく階段があります。
杖を使用している方も、のぼっておられました。
階段をのぼると、砂利の広場です。石畳の通路があります。
なにやら人が集まっています。なんでしょう。
なるほど。ここから見る景色が絶景!
ここから見るために計算しつくされた配置。いかにも日本の庭ですね。
水面に写る鳥居と橋と紅葉。
水面さえも、計算されているのでしょう。
境内の苔も美しい。
緑の苔と、赤いもみじ。こんなに対照的な色なのに、合います。
さて、お堂の中に入ってみます。さっそく段差・・・。
土足厳禁です。靴はここで脱ぎます。
車椅子は入れるようですが、靴型装具は・・・?
問い合わせが必要です。
スロープがありました。
スロープには滑り止めがついており、靴下でも滑りにくくなっています。
縁側に座ってゆっくり景色を見ることができます。
池には紅葉したもみじが浮かんでいます。
もみじの下には金色の鯉が泳いでいました。
苔は青々としています。
こちらのお庭もゆっくり見ることができます
階段が登場!左側に手すりが設置されています。
車椅子用リフト?
あ、コチラにリフトがありました。
のぼってみると、これまた紅葉のきれいな景色が広がります。
あれ、また階段!?しかも、長い!
これは大変そうです。一応、手すりはついていますが、傾斜が強く段差が高い階段です。
と思ったら、最新式のエレベーターがありました。
意外と景色になじんでいます。
階段の途中には、水滴が落ちる音が琴の音に聞こえる場所がありました。
階段をずんずんのぼっていくと・・・
先ほどよりもさらに高い場所から紅葉を見下ろせます。
お堂の中には重要文化財がたくさんありました。撮影は禁止です。
ここでゴール!
とおもったら、まさかの、ものすごい傾斜と段差の階段。
ここは元気な若者でも、ちょっと怖い高さです。
階段を無事に降りることができました。苔むした石像がお出迎え。
またもや階段です。ここは段差は低めです。
階段の下から見ると、もみじのトンネルです。
色鮮やかなもみじ。お堂の雰囲気とよく合います。
ススキとの相性も抜群。
橋が水面に写ります。
池に写る紅葉。ここからは間近で見ることができます。
もみじが苔にご挨拶♪
疲れたところで、一休み。お茶菓子を楽しむことができます。
紅葉を見ながら一休み。
シルバーカーを利用されている方がいました。
砂の路面ですが、車輪は回っているようです。
【トイレ】
車椅子用のトイレがあります。
【行きかた】
■杖を利用の方
段差・階段が多数あります。
階段に自身のない方は、介助者とともに行くことをお勧めします。
■押し車/ベビーカー利用の方
段差や階段では押し車やベビーカーを持ち上げる必要があります。
体力に自身のない方は、介助者とともに行くことをお勧めします。
■車イスを利用の方
お堂の中は車椅子ルートがありますが、境内は階段・段差が多数あります。
常時車椅子が必要な方は難しいです。
多少の段差は車椅子から降りて歩き、長距離は車椅子に乗って介助してもらうという方法であればいくことができます。
【撮影日】2015年11月21日
【場所】
浄土宗西山禅林寺派
永観堂(禅林寺)
〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48
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